つくば市総合運動公園-他の自治体の住民投票の進め方のヒントとなるように
懇談会(討論会)
つくば市の経験を、他の自治体の住民投票にも活かしてもらうための経験を残す。
- 建設的な議論が出来る懇談会の開催。質問の事前通告やネットの活用で短い時間で充実した討論。懇談会の模様はCATVやネットで生配信。議事録もきちんと残す。
- 懇談会では、特に市側が発言者を指名、発言の時間を制限し、それでいて市長は自由に時間を使って反論できるのはおかしい。
- 懇談会で反対派が配布する資料を制限したり、動画を使ったプレゼンテーションを禁止したりするなど、言論の自由への干渉も問題
- また、いわゆる反対の市民の会だけでなく、広く市民に賛成や反対の意見の発表の機会を与えてほしい。動画やプレゼンテーションも使いたい。
論点の整理
- 論点の整理。論点を整理し、論点ごとに討論できるように。ネットを利用したTV会議も視野に。
- 市役所への情報提供の依頼。例えば合併特例債の枠が62億円しか残ってないこと、国庫補助は最大で 46% で、最近は満額は出ていないなどの事実関係の整理
- 投票の意味(基本計画への賛成・反対)の広報。特に市長が率先して主導していた見直しは賛成に〇などの、条例違反すれすれの嘘の広報活動
- 市PTA連合や市体育協会の要望書が、事実上、捏造だったこと。また市への請願書などの扱いが民意とされることがおかしい。
チラシなどの広報活動
- つくば市が市税で広報誌を連発し、これに対する反論の機会を提供しない。自分でチラシを作成して市役所に持ち込めば、市報と一緒にポスティングしてくれるような制度。
- つくば市側が圧倒的に情報を持っている中で、市民が意見を交換できる掲示板の重要性。
- ポケットティッシュ(このブログの icon を印刷したもの)を作って配布したが道路の使用許可とか素人には分かりにくい問題が多数あり。通行の妨げにならない小規模なものなら警察の許可は不要という話も?
- TX(つくばエクスプレス)の車内に吊り広告を出そうとしました。1週間で15万円ほど(6両編成の1両に1枚 * 37編成=222両で、222枚の掲示)案外とリーズナブルなのですが、政治的なメッセージはダメと言う規則があるらしく実行できませんでした。(広告掲載を請け負う広告会社の営業は注文を受け、場所を確保することはできるが、実際に掲載できるかはTXの審査が必要とのことだった)
インターネットの活用
- twitter などは上手に活用すれば、匿名でもそれなりのリーチはある。
つくば市総合運動公園-住民投票が80%反対となった後始末
ファシリティマネジメント
ビジョンを作るためには、まず、現状の把握から。国の政策課題にもなっているので補助も得やすい。 小中学校と公民館などの施設の共用化についても先行研究があり、これを活かした「つくばならでは」のスマートな解決策を全国に示そう。
http://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/15746.pdf
国体の体操・新体操会場は返上しよう
つくば市内での開催は困難です
- つくば市内への新設は無理 --- 基本設計3か月、実施設計9か月、建設18か月(かなり少なめ、民間でやったとしてこの程度?)としても単純に30か月必要です。立地から考えなきゃいけない現状では、ほぼ無理。建設費用も50億円オーバーは必至だし、建築費高騰で入札不調のリスクも深刻。
- つくば市内での大改修も無理 --- 新設に比べれば可能性はある。比較的大きめのカピオ 1,300㎡に加えて、(大改修した)洞峰公園の2会場での分散開催が一つのアイディア?ただ県や体操協会は受け入れないかも知れない。カピオはパワーリフティング(公開競技)が割り当てられている。市長がレイムダックのつくば市では、この難しい綱渡りが必要な案を実行するのは無理。
- つくば市が返上 --- 例えば 神栖中央公園防災アリーナは、サブアリーナも持つ 2,400㎡の巨大アリーナで、国体の開催予定もありません。開催地を譲った方が良い。
陸上競技場の建設
市民スポーツのための体育館(30億円ぐらい、維持費もかかります)が6個もあるのなら、バランス上は陸上競技場(10億円ぐらい、維持費はあんまりかからない)があっても良いのでは。練習用なのでスタンドとかは不要です。みんなで考えてみましょう。
老朽化した体育館の改修
建て替えをどうするかも、同時に考えましょう。特に筑波町の小中学校の統合問題とも合わせて、地域のスポーツ施設の整備に関するビジョンを作る必要あり。
(参考)
https://t.co/Qwd13RM0P5
水戸市は東町運動公園に建設する体育館(2019国体のレスリング会場)の工期短縮を狙ってECIを導入。工期ギリギリ、建設費高騰、国や県からの補助金が思ったように取れないの三重苦。 pic.twitter.com/QQsiki2mxA
— つくば運動公園計画-住民投票に行こう (@commonsense298) August 8, 2015
http://t.co/9ieAyJXt1F
http://t.co/O385Xow5Q4
31,.5億 43.8億 52.5億
日立市が建設する体育館(2019国体のバスケットボール会場)は建設費高騰に苦しめられ、2度に渡って建設費を大幅増額。
— つくば運動公園計画-住民投票に行こう (@commonsense298) August 9, 2015
土地の活用
2013年にURから66億円で購入した45ヘクタールの土地の有効活用。つくば市土地開発公社の利子負担もあります。民間への譲渡、定期借地権の設定、国庫補助が見込める防災拠点への活用など、幅広い視点から有効活用を考える必要あり。
合併特例債
62億円ほど使い残しがあるそうなので、教育関係や防災関連、公共交通関連で活用方法の模索
■
サイバーダインつくばロボッツの優先利用のために 5,000席のアリーナを作る(=建設費、維持費、大規模修繕費が納税者の負担)の問題について書こうと思ったら、良いブログを見つけた。正直、これ以上的確に書く自信がない(バスケットボールのことは知らないので)
我々のとんぶり | 国内バスケットボールの問題と、佐竹知事の反論について
これまでのロボッツ代表の山谷さんへの取材記事を集めた「まとめ」はこちら
サイバーダインつくばロボッツ2016年開幕時に2部あるいは3部でのスタートが確定
サイバーダインつくばロボッツ オフィシャルWEBサイト » 一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)1~3部階層分け発表を受けて代表・山谷拓志のコメント
サイバーダインつくばロボッツにつきましては、「2部リーグまたは3部リーグの所属となる10チーム」に含まれている旨をJPBLに確認いたしました。
つくばロボッツは2016年の開幕時は、2部か3部でのスタート
1部参入の条件である「5,000人収容のアリーナを2018年に着工」する必要はなくなった
川渕チェアマンは「5,000席のアリーナを作ることが十分条件ではない。このアリーナをファンで一杯にし、スポンサーを付けて経営を安定させることが目的」と明言。ハコモノ主導を明確に否定。
「入場可能数3,000人のホームアリーナの確保(2018年までの着工)」という条件におきましては、現在つくば市において「(仮称)つくば市総合運動公園基本計画」推進の是非を問う住民投票が8月2日に行われることを踏まえるに、3000人規模のアリーナ確保については現状不確実であるという理由から「2部リーグまたは3部リーグの所属」となった旨の報告をJPBLより受けるに至りました。
最終判断は8月29日になるわけですが、住民投票の結果が2日に出た後、4週間ほどで何か結論が出る可能性は低いような気がします。賛成多数になることを想定しているのだろうか?
つくば市総合運動公園の財源-合併特例債について
合併特例債とは
市町村合併に伴い「特に必要となる事業」について、合併年度とこれに続く15ヵ年度に限り発行できる地方債(=借金)
メリット
デメリット
- 自治体の一般会計からの負担が小さいため大型建設事業に使われることが多い。
- 建設費の一般会計からの当初の持ち出しは小さく出来る
- しかし借金の返済と維持管理費や修繕費は一般会計から支出する
- 結果として他の支出を圧迫することにつながる
(地方交付税の算定の合併特例)=激変緩和措置
合併10年間は、旧市町村ごとに毎年度、4月1日において合併しなかった場合の普通交付税額を計算し、その合計額を下回らないように算定(段階補正の見直しは受ける)
その後、行政の効率化に伴う財政需要の減少を反映して交付税は減額される
(合併特例債の問題点) 不要不急の事業が合併特例債を「活用」して実施される
地方交付税は財政需要という謎の数字で交付されるブラックボックス。合併特例債の返還用の財政需要が措置されたとしても、その他の財政需要はちゃんと措置されるのか。全国で時期を同じくして発行された合併特例債の返済が本格化して国の財政を圧迫するのは明らか。地方交付税の総額が同じであるならば、合併特例債分の財政需要は、その他の財政需要を減らして帳尻を合わせるだけではないか。
(つくば市の合併特例債)
https://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/001/276/h27gaiyou.pdf
- 2002年の茎崎の合併から15年の2017年まで発行可能
- 216億円の発行限度額のうち154億円を発行済み。残りは62億円
ツイートの例
#つくば運動公園計画
合併特例債=市町村の合併で可能となる借金
巨大ハコモノ事業を誘発
事業費の95パーセントに充当でき元利償還金の70%を国が負担する一見かなりお得な制度
発行期限は合併から15年
ハコモノ維持費や修繕費は一般会計を直撃するので地方自治体の財政を圧迫
(参考資料)合併市町村が直面する財政上の課題
8月2日の住民投票で問われるのは「使える」スポーツ施設の作り方
この住民投票は、これからのスポーツ施設のあり方を問うもの
今回の『基本計画への賛否を問う』住民投票は、どんな方法でスポーツ施設を整備していくかという方向性を決めるものです。つくば市の「する」「見る」スポーツに必要な施設をリストアップすると、以下のようになります。陸上競技場はつくば運動公園計画の発端ともなったものなので敢えて2とは別に立てました。
- 小中学生が市大会を開く公認の陸上競技場
- つくば市民が体育館やグラウンドで「する」スポーツ(弓道、柔剣道を含む)
- つくばFC(サッカー)のホームとなるスタジアム
- サイバーダインつくばロボッツ(バスケットボール)&つくばユナイテッドサンガイア(バレーボール)のホームとなるアリーナ。
- コンサート(イベント)誘致(アリーナや野外ステージなど)
結論から言うと、市民用の1、2と、興行用の3、4、5を一緒の設備として整備するのは、あまりにも非現実的です。興行用ならば立地は集客に直結する要素です。建設費や維持費は膨大なのに、立地が悪くては投資を回収する手段がありません。これらは民活導入の別のコンセプトで整備する必要があり、その点で巨額の税金 100% で整備する「基本計画」は駄目です。基本計画に反対しましょう。
立地の問題は深刻
つくばの皆さんは、つくば駅から僅か8.7km ぐらいじゃないかと気軽におっしゃいます。でも東京駅から新宿駅は 7.2km しかないのですよ?首都圏の人は 8km をシャトルバスで移動と聞いただけで尻込みをします。
Google マップ(東京駅から新宿駅)
Google マップ(TXつくば駅から陸上競技場予定地)
住民投票は、基本計画への「賛成」か「反対」かを投票する
基本計画に賛成するということは、こういうことです。
- 15,000人収容のスタジアムを69億円で作ること
- 5,000人収容のアリーナを85億円で作ること
- 駅から 8km の場所に、2つ一緒に、すべての要素を盛り込んだ形で作ること
(仮称)つくば市総合運動公園基本計画は、あまりにも無理があります。基本計画に反対しましょう。
(バスケ)都市公園法の縛りがきつくて活用できない
総合運動公園は都市公園法の縛りを受けます。都市公園は広く市民に平等に利用させなくてはいけないので、プロスポーツのホームゲーム開催での利用には向かないのです。プロバスケットボール JPBL 入りを目指すつくばロボッツはホームゲームの8割(年間60試合、ホーム30試合、8割で24試合)をアリーナで開催する必要があります。しかし都市公園法の縛りがありロボッツの優先利用を確約することは出来ない。同様に飲食や物販を認めるのも難しいです(現在利用しているカピオでは優先利用は認めていないし飲食物販とも禁止してます)。これではプロスポーツの興行が成り立ちません。税金で作ったものを株式会社が営利目的で優先的に利用するのが難しいというのは、ある意味では当たり前の話です。
(サッカー)陸上競技場は興行に向いていない
柏の葉スタジアムの例(柏レイソル)
そもそも陸上競技場は 400m トラックがあるためにピッチが遠くサッカーの観戦には不向きなのです。つくばからもほど近いTXの柏の葉キャンパス駅から 2.4km の県立柏の葉スタジアム(20,000席)があります。ここでのホームゲームの開催で、柏レイソルのサポーターが「来づらい見づらい柏の葉」「史上最悪のスタジアム」と大書した横断幕を広げて抗議しました。それ以後、レイソルがホームゲームを開催しなくなった。そういう例もあります。
この立地ではシャトルバスしか方法がない
駅から 8km の場所に、15,000人を輸送する方法は、75人乗りでのべ200台のシャトルバスの運行しかありません。後述するように自家用車の利用は無理です。これでは集客に影響が出ます。こうして検討してみると巨費をかけるのに、ほぼ使い道がないことが分かります。
自家用車は機能しない
基本計画では1,360台の駐車場と、さらに1,000台ほどの臨時駐車場が作られることになっています。しかし3-4人の乗り合わせをしたとしても7000人程度しか利用できません。現在でも渋滞が発生している東大通×西大通の交差点の渋滞で身動きが取れなくなることも目に見えています。鹿島アントラーズの応援に行ったことある方ならば経験済みでしょう。試合終了後1時間は渋滞で駐車場から出られません。収容能力いっぱいの時は(年に一回のつくばマラソンしかないと思いますが)一般客の駐車場の利用を禁止するしかないでしょう。つくばマラソンの参加者の減少も心配です。首都圏からの直行バスでの参加が主流になり地元経済効果も激減が必至です。
とりあえずは既存の体育館の更新を考えよう
市民が「する」スポーツを振興するためには、身近な既存設備の更新が必要です。特に雨漏りがする桜総合体育館とシャワー室が壊れている谷田部総合体育館は利用率がやや高いこともあり不具合の改修の計画はすぐに立てなくてはなりません。どちらも既に築34年ぐらいとなっているので建て替えることも検討しなくてはいけないぐらい。待ったなしです。言うまでもなく日ごろの練習や稽古に使うためには、身近に体育館や柔剣道場、弓道場が必要です。大穂に1か所だけ豪華なものを整備すればスポーツ関連のお金が大穂の総合運動公園の維持費に吸い込まれてしまい、桜や谷田部が消滅してしまうことも考えなくてはならない。打ち出の小槌はないのです。スポーツ施設に使えるお金は限られています。特に良く考えて使う必要があります。 15,000人収容のスタジアムや5,000人収容のアリーナの維持管理費を甘く見てはいけません。少子高齢化の中で税収は減り必ず身近なスポーツ施設にしっぺ返しが来ます。ですから、そのようなデカい箱は民営であるべきなのです。民営にすることでお客さんが呼べれば経済効果も莫大です。駅から 8km のところに市営では経済効果なんて期待しようがありません。
つくばのスポーツ施設の近未来
第4種公認の陸上競技場
第4種の公認で作りませんか。中学生にはもったいないとおっしゃる方もいらっしゃるのは承知していますが。トラックだけオリンピック施設と同等なやつを整備してあげてください。浦安などの例を見れば、10億円で足りることが分かります。小中学生、つくばマラソン、健康マラソン、つくば市陸上選手権だけでなく、高校生の県南大会にも使えます。NPO法人(阿見アスリートクラブとか)にお願いして、かけっこ教室イベントなんてどうでしょう?ここからオリンピック選手が育つかも。つくばFCがJに加盟するまでのサッカーのホームゲームの開催にも使えます。ウェルネスパークは遠いので勘弁。観客動員にも好影響が出るでしょう。地元クラブを育てましょう。
桜運動公園や玉取あたりに場所を確保することって、できませんか?茎崎運動公園の整備方針とも合わせて考える必要があります。合意さえ取れれば、すぐに実現可能ですよね?さっさと作りませんか?うちの子も石岡陸上競技場には、ずいぶんと通わせてもらいました。
県営県南陸上競技場(第二種)
上記と並行して、県営の県南陸上競技場の建設も県に検討してもらうべきです。県南地区はかなりの県税を払っているはずなのに、すべて県北に吸い取られているような気がするのは、わたしだけ?(笑)万博記念駅公園近くの県有地が候補になるでしょう。県南だと、石岡、土浦川口、阿見、龍ヶ崎がありますが、龍ヶ崎以外はかなりボロボロです。どれも市営(町営)。牛久、取手、常総、下妻、守谷、つくばみらいにはそもそも公認陸上競技場はない。(つくば市には筑波大がある)県に作ってもらうべきでしょう。
洞峰公園も県営なんだけど体育館の建て替えのことも考えてほしいなぁ。あれも築35年だよよね。
エンタテインメントアリーナ
TX沿線からも人が集められるようなバスケ、バレー、イベント、コンサート会場なら、TX沿線の駅の駅近くに作るしかないです。具体的には、以下のイメージになるでしょう。
- 研究学園駅から 500m 程度の場所に1ヘクタール弱の用地を確保
- 駐車場はコストコやイーアスつくば、市役所などと連携して確保。帰りは渋滞するので買い物や飲食を楽しんでからお帰りください
- 5,000席のアリーナを建設費30億円ぐらいで建設。当然、飲食や物販が出来る。スポンサーのサイバーダイン様のお力でなんとか
- スポーツ以外にもコンサート開催などで、つくば市全体が活気づく
5,000席程度の規模で収益の見込みがないと意味がないです。つくば駅から徒歩10分に「つくばカピオ」(サイバーダインアリーナ)が既にあり 1,500席のバスケットボールの試合なら開催できるからです。首都圏ではデカいアリーナで連日コンサートが開催されていることを考えると、駅近と言えども、つくばにわざわざ来てくれるアーティストは見つけにくい。地域密着型スポーツに力点を置くべきだと思います。
研究学園駅の近くにこれまで日本にないような多目的アリーナを造りたい。民間資本も活用するなど大胆な発想転換が必要。駅に近いことは外せない。
つくばFCホームスタジアム
これも万博記念公園駅から 1km 以内に確保するイメージでしょうか。経営を安定させるためにはコンスタントに2万人の観客が必要です。TX沿線に作るしか方法はないです。つくばFCには万博記念公園の隣接地にグラウンドとクラブハウスがあるので、ここを一体的に開発するのが理想的だと考えます。 TOTO の助成とジョイフル本田さんなどのスポンサー様のお力でガンバ大阪の新スタジアムに負けないやつを作りましょう。浦和や鹿島を迎え撃つ日が来ると思うとワクワクしますよね。
つくば市総合運動公園-Jリーグスタジアムマネジメントから学ぶ
公と民がパートナ ーシップを組んで民間の活力を積極的に導入することで、利用者数の増大、サービスの向上、自治体の経費の削減につながる
わが国のサッカースタジアムの多くは、都市公園施設とし て公的な機関が事業主体となっているケースが多くみられます。当然事業手法も、都市公園事業として、補助事業が導入されることになります。都市公園事業であるが故に、地元自治体が建設主体で、国の補助基準などによって、施設の整備水準や予算枠まで束縛されます。この弊害は、利用者不在の施設計画になりがちになることです。使いやすい、運営しやすい、管理しやすい施設を計画 するためには、建設者(事業主体)及び設計者は、スタジア ムを利用する組織、管理する組織と十分、協議してください。
総合運動公園でプロスポーツ開催は難しい
- 総合運動公園は都市公園法に縛られる
- 国の補助基準優先の弊害は、利用者不在の施設計画
- 都市公園は「公共の福祉の増進」を目的に整備されている
- プロスポーツの利用には制限があるため、自由に活動できない
- 総合運動公園はプロスポーツを「見る」には適していない
つくば運動公園計画-アクセス道路の整備費用はどうなっているの?
つくば市総合運動公園へのアクセス道路の工事費用が不明
つくば市総合運動公園へのアクセスルートの確保のために各種道路新設や拡幅が予定されていますが、その費用は305億円の内部に含まれていません。
(ピンク色の)新設アプローチルート
下記の2+3の部分の2200mで742百万を計画(4の部分は計画もまだ?)
- 一般車のアクセスは西ゲート
- (新設)主要地方道つくば千代田線(県道53号)までアプローチ道路を新設
- (新設)アクセス道路西 西ゲートから長高野北条線まで
- (新設)アクセス道路東 西ゲートから(いちはら病院隣接の)東ゲートまで
(北側のKEKとの間の緑色の)県道長高野北条線(県道213号)
- 大型バスや自家用車の入口は北ゲート
- (拡幅)現状の二車線から拡幅
- (交差点改良)東大通りとのT字路交差点は県道への右折左折レーンを新設
(西側の茶色の)都市計画道路 酒丸上沢線
- (新設)つくば市酒丸の「東光台入口」(現在はT字路)交差点が起点
- 藤沢豊里線(200号)、つくば千代田線(53号)、長高野北条線(213号)
- 終点 国立公文書館まで 6km
-
Google マップ 一部、完成しているようです
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/017/901/kihonkeikaku.4.pdf
文書内のページで56ページ(PDFファイルで2ページ目)
(アプローチルート) 都市再生整備計画
大穂・篠崎のアクセス道路(公園西側の拡幅部分~新設アプローチルート2200mで742百万)
(アクセス道路計画)
(参考)
スポーツを核とした街づくり つくばスマート・ベニュー構想
はじめに
小中学生の大会のために巨大なハコモノは不要なだけでなく邪魔であることは自明です。どういう投資をすればスポーツでつくばを活性化できるのかについて考えたい。つくば市総合運動公園の基本計画は、この収益化の部分が杜撰極まりない。いや杜撰以前に、本当に何も考えていない。
つくばスマート・ベニュー構想
つくばを魅力的な街にして住民誘致(若くて稼げる住民にどんどん移住してもらう)という目標と、そのためにスポーツを核とする街づくり戦略自体は有望です。
スポーツ施設が経済効果を生むためには収益性の確保が必要です。そのためには興行を魅力的にしなくてはならない。ハコモノを作るだけでは人が来てくれるわけがありません。日本全国に山ほどの失敗例があります。つくばには、研究学園、万博記念公園、みどりのTX駅前に広大な土地がある首都圏の近隣地域としては稀有の立地条件です。成功した先例に学ぶ必要があります。収益性確保には、以下が必要。
- 魅力的な興行
- 立地が良く集客が容易(公共交通機関が利用できること)
- 物販・飲食が可能など収益源の多様化
「スマート・ベニュー」は株式会社日本政策投資銀行の登録商標(商標登録第5665393号)です
魅力的な興行には何があるか?
文化芸術系は難しい
つくばの場合、TXを利用して容易に首都圏の有名アリーナに行けます。好きなアーティストのライブが見放題の現状では文化芸術系をターゲットに入れることは難しい。
※逆に仙台のような地方の中心都市では文化芸術系のイベントは極めて有望で、設備を多用途に使えるような投資に意味があります。
地域密着型プロスポーツが唯一の可能性
つくば市の財政規模で国際的なスポーツ大会を誘致するのはそもそも無理です。国内のトップの大会ですら絶望的です。しかも収益性には問題がある。日本陸上選手権や日本水泳選手権は素晴らしい大会ですが収益性はないのです。2019茨城国体の開催は決まっていますが、国体で経済が活性化したという話はありません。魅力的な興行となる可能性があるのは、サッカー(つくばFC)、バスケットボール(つくばロボッツ)、バレーボール(サンガイア)などの地域密着型のプロスポーツに絞られるでしょう。
事業主体と運営主体
今回の基本構想、基本計画を見ただけでも、つくば市が事業・運営主体となるスポーツ施設の未来は絶望的です。収益性のことは、ほんの少しも考えていない。Jリーグでもこのような「税金で建設する利用者不在、収益性無視の一点豪華主義型スタジアム」は厳しく批判しています。
(参考) Jリーグスタジアム標準 事業主体と運営主体
わが国のサッカースタジアムの多くは、都市公園施設とし て公的な機関が事業主体となっているケースが多くみられま す。当然事業手法も、都市公園事業として、補助事業が導入されることになります。都市公園事業であるが故に、地元自治体が建設主体で、国の補助基準などによって、施設の整備水準や予算枠まで束縛されます。 この弊害は、利用者不在の施設計画になりがちになること です。
ガンバ大阪の新スタジアムが提示する新しい公共
サッカーJリーグガンバ大阪の新スタジアムの建設手法(寄付)が話題です。
- 140億円の建設費の全額を寄付(TOTO助成30億円を含む)で賄い、出来上がったスタジアムを大阪府吹田市に寄付する
- ガンバ大阪が指定管理者となり、運営費・大規模修繕費・撤去費用(10億円)・地代(年額1.5億円)のすべてをガンバ大阪が払う
吹田市は、このガンバ大阪の新スタジアムを核とした街づくりをして、地域の活性化を図る。
つくばFC、つくばロボッツ、サンガイアのプロチームを、どのような事業と運営でサポートし「育てて」いくのか、徹底的に話し合い、知恵を出し合っていきましょう。民間の知恵を入れるためには民間資金の導入は絶対に必要です。つくば市や現在の市議会による投資があまりにも無責任な収益性無視のものであることは今回の騒動で明らかです。
そのためにも立地が悪くハコモノありきの現在の基本計画は、圧倒的な投票率と反対多数で葬り去らなくてはなりません。駅から 8km の立地でプロスポーツチームが育つ理由がありません。
スポーツを核にした街づくりにも貢献しません。例えば、つくばマラソンは参加者が減少するうえに、東京圏からの直行バスでの参加が主体となり地元経済への寄与が消滅する可能性が高いです。
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
新広島球場(総事業費145億円)は多くの人の知恵と協力で出来たスタジアムです。プロ野球77日、アマチュア野球42日など、稼働実績も十分。
事業のスキーム
広島市営ですが、総事業費145億円のうち、広島市の負担は23億円のみです。広島球団を指定管理者ですが、広島市は2億3000万円の維持費を負担しています。広島球団は三井物産と提携し、飲食物(20億円)やグッズ(20億円)の販売にも収益源を求めています。
事業費の負担割合
用地費55億円は、球場使用料52億円、国庫補助3億円
建設費の90億円の内訳は以下の通り
ネーミングライツ5年15億(2009年)5年11億円(2014年)は大規模修繕費の財源なので収支には入っていません。
ゼビオアリーナ仙台
スポーツ用品販売のゼビオによって建設・運営される民営のアリーナ。4000席を持ちプロバスケットボールの仙台89ERSの本拠地。建設費は30億円。URから20年の事業用定期借地権で土地を借りている。ちなみに3ヘクタールの土地は実勢価格50億円。土地を返す時には更地にする契約であることからアリーナの耐久年数も20年で設計されている可能性が高い。仙台市は固定資産税の5年間分に相当する額を補助するだけ。
つくば市総合運動公園と総合体育館(アリーナ)
はじめに
そもそも 5,000人収容の総合体育館は何のために作るのかが不明です。85億円もかかるのです。つくば市は「一般市民のための体育館の稼働率が高いため(後述)」「小中学生の市大会の開催のため(後述)」と説明しますが、5,000席を作る説明にはなりません。 1,500席程度で良ければ50億円ぐらいで作れるのです。
立地の問題
「つくばアリーナ」の最大の問題は立地です。駅から 8km 以上の場所に 5,000人を運ぶには 75人乗りのシャトルバス60台以外に方法がありません。
成功している大規模なアリーナは駅近
全国で 5,000人収容のアリーナを探してみると30箇所ほどあるようです。どれも県営の施設ばかりであり、しかも運営がうまく行っていないものも多数あります。
速報: つくばロボッツ アリーナの目的ははっきり分けて造るべき
アリーナはつくばロボッツ(プロバスケットボール)のためなのか?
つくば市長は、つくばロボッツのために5,000人収容のアリーナを作りたいのかもしれません。しかし、これまで公式の場では表明はありません。新聞記事で取り上げられたことはあります。観客が5,000人程度なら 1,360台の駐車場と +1,000台の臨時駐車場で何とか対応できます。それでも東大通×西大通の渋滞は心配です。つくばロボッツは飲食・物販を求めていますが、市は少なくともカピオでは許可していません。集客のことを考えればカピオのように駅に近いことも重要です。市とロボッツでは思惑の違いがあるかも。つまり市は試合場、ロボッツは練習場として想定しているのかもしれない。だとすると 5,000席は無駄と言うことになります。プロバスケットボールの JPBL 1部参入のためには2018年には着工する必要があり、このスケジュールがターゲットとなるでしょう。ロボッツは1部参入のためだけに5,000席を必要としていて、その一点だけが一致している可能性もあります。
ロボッツのつくばカピオでの利用には制限がある
5月22日付の市の回答 経営面での収益が期待できる飲食や飲酒の提供の可否については「許可は困難」
文化振興課 「十数年前に無許可で飲食を行ったプロレス団体があり、床の改修などが必要になった経緯がある」
つくばの地元紙である常陽新聞などの記事の資料集
つくばカピオと重複している
つくばカピオ(サイバーダインアリーナ)は収容定員 2,736席(床面仮設席 1,700席、2階席(固定) 1,036席(車椅子8席含む))です。カピオはTXつくば駅から徒歩10分です。研究学園駅から 8km 以上あるアリーナならば 5,000席でなければ意味がないということでしょうか?
体育館には余裕がある。特に大穂、吉沼、豊里、筑波は空いている
つくば市提供の資料を見る限り、体育館は十分に余裕があります。大穂、吉沼、豊里、つくば総合など、総合運動公園予定地の近隣の体育館には、特に余裕があるように読み取れます。ちなみに、つくば市の資料が言う稼働率=利用客が1人でもいた日 / 営業日です。せめて、平日の昼間・夜間、休日の昼間・夜間の4区分ぐらいは示してもらわないと基本計画に賛成か反対かは決められません(笑)こういう杜撰な仕事が嫌です。カピオの 混雑を緩和するためにも、桜総合体育館の拡張&建て替えなどが better な選択であることは、この資料だけでも分かります。
体育館は老朽化していて建て替えが必要である
つくば市の体育館は相当に老朽化しています。桜や谷田部の体育館の更新予定を立てなくてはいけない時期です。
筑波総合体育館… 31年 大穂体育館 … 32年 吉沼体育館 … 29年
豊里体育館 … 32年 東光台体育館 … 27年
桜総合体育館 … 35年 谷田部総合体育館…34年 つくばカピオ … 21年
小中学生の市大会の開催に問題はない
観客席1,000席のカピオ、400席の洞峰公園体育館(県営)、400席の桜総合体育館、150席の豊里体育館などがあり、全然、困っていません。バスケットボールとバレーボールとバドミントンと卓球を同じ体育館で開く必要もありません。むしろ部活など日々の練習で学校の体育館が足りない話は良く聞きます。
(おまけ)関東の5,000人以上のアリーナ
見ていただければ分かるように、錚々たるメンバーです。どれも県 or 政令指定都市が運営しています。人口20万人のつくば市の単独事業で、このクラスのアリーナを作るというのはあり得ないです。
群馬県 ALSOKぐんまアリーナ 3,225人/6,700人
千葉県 幕張イベントホール 3,948人/9,000人
埼玉県30%出資三セク さいたまスーパーアリーナ - /22,500人
国立 代々木第一体育館 9,061人/13,243人
東京都 東京体育館 6,000人/10,000人
東京都 有明コロシアム 10,000人/10,000人
公益財団法人 日本武道館 11,525人/14,471人
つくば市総合運動公園-基本構想と基本計画
基本構想2014
PTAの要望する10億円程度の陸上競技場への市の回答は驚くべきものでした。3万人収容の陸上競技場を作り、さらに総合体育館や室内競泳プールなどの国際大会レベルの施設を整備するというもので、総事業費は366億円です。茨城県営の運動公園である笠松をも上回る北関東最大の運動公園をつくば市(人口20万人)の単独事業で作ろうというのです。
特に陸上競技場は第1種であり、サブトラックである第3種の2つの400mトラックを作ります。中学生の市大会を開催するはずが、いつの間にか国際大会も開催できる規模になっているのです!
総合運動公園は収容能力3万人規模の陸上競技場と同3000~5000人規模の体育館のほか、サッカー場やラグビー場の整備も検討
www.nikkei.com
基本構想のパブリックコメントの最中の66億円の土地取得
つくば市は2月に上記の基本構想を発表し3月にパブリックコメントの募集を始めました。ところが、そのパブコメの最中に突然、土地の購入が行われてしまったのです。市議会では1票差での可決です。
(仮称)つくば市総合運動公園を整備するため,現在,つくば市大穂地内に独立行政法人都市再生機構が所有する約45.6haの土地を,つくば市土地開発公社が一括で取得し,その後,総合運動公園整備の事業計画に基づき,つくば市土地開発公社からつくば市が取得するもの
総合運動公園の建設地は都市再生機構(UR)が所有していた同市大穂の遊休地45ヘクタールで、市土地開発公社が2014年3月に66億円で取得した。
パブリックコメントは立地も含めて意見を募集しているわけですから土地を購入してしまうのは民意の無視です。
さらに2014年6月議会では、それまで存在が明らかでなかった低額の土地鑑定書が提出され、9月議会では市長が陳謝する騒ぎとなりました。この土地購入については住民監査請求も提出されていましたが2015年2月に棄却されました。
基本計画2015
これと並行して基本計画2015が作成されました。実質的に基本構想2014の縮小案です。この基本計画では総事業費が305億円まで圧縮され、陸上競技場も2種公認となりました。400mトラックは1つだけです。しかし観客席は屋根付きの椅子席5,000席に芝生席10,000席の十分に巨大なものです。陸上競技場だけで69億円かかります。基本構想より豪華になったのが体育館です。85億円の巨費を投じて5,000人収容のアリーナ(総合体育館)を作ることになりました。
住民投票へ
この基本計画でも県あるいは政令指定都市レベルの事業規模であり20万人の市の事業としてはあまりにも過大であることから市民団体から住民投票条例の制定請求があり市議会で可決されました。8月2日の住民投票は、この305億円の基本計画への賛成・反対を問うものとなっています。
つくば市総合運動公園と小中学生の陸上競技会が開催される陸上競技場
つくば市北部、南部小学校陸上記録会@筑波大学陸上競技場
北部は2006年から、南部は2011年から筑波大学の陸上競技場をお借りして公認の陸上記録会を開いています。6年生全員+5年生の選抜が参加します。第9回の 2014年は9月25日(北部)26日(南部)の日程で開催されました。
市陸(つくば市中学校陸上競技大会)@石岡陸上競技場
第28回つくば市中学校陸上競技大会(2015)まで10年連続で石岡陸上競技場(公認第3種)で開かれています。石岡は、TXつくば駅から 25km ほどもあり確かに移動は大変です。小学校が筑波大を借りているのに、市陸が石岡な理由は不明です。
(参考) 茨城陸上競技協会公認競技場案内
県南地区高校陸上競技会
2015年4月の県南は龍ヶ崎(3種)で開催でした。県西は古河(2種)、県北と水戸は笠松(1種)、県東は千葉の東総(2種)です。
PTAとしては簡素な陸上競技場をお願いしていた
市陸の他にも、各校の陸上部は本格的なトラックでの練習が必要な場合は、周辺市町村の陸上競技場をお借りしていました。近辺には、土浦川口陸上競技場、阿見陸上競技場、龍ヶ崎たつのこフィールドなどの簡素な公認陸上競技場があります。これらの公認第3種あるいは第4種の陸上競技場は10億円ちょっとの工事費で作れます。PTAとしては、この規模のものを要請していました。
筑波大学の陸上競技場に加えて市営があっても良いかも
その他にも、つくばマラソン、つくば陸上選手権大会なども筑波大学をお借りして開催されています。筑波大学陸上競技場は、本来は筑波大学の教育のためのものであり、稼働率は驚異的です。日本選手権に出場するトップアスリートが普通に毎日練習しています。筑波大学陸上同好会や医学陸上競技部などの「アマチュア」も利用しています。高校生の県南大会や大学生の同好会活動にも使えることを考えれば、ちょっと贅沢ですが、つくば市が簡素な公認陸上競技場を建設する理由はあると思います。
つくば市総合運動公園と陸上競技場
そもそも「総合運動公園」って何だろう?
実態としては「国体の開催を期に整備される」本格スポーツのための大規模公園です。陸上競技場、競泳プール、体育館などが中心となります。国体は各県が持ち回りで開催するものなので、この規模の総合運動公園は県や政令指定都市などが運営するのが殆どです。
笠松陸上競技場
茨城県には(県営)笠松運動公園があり2019年の国体のメイン会場となることが決まっています。
つくば市からは 70km ぐらいあります。正直遠いです。遠征は1日がかりです。日本陸上競技連盟の「公認第1種」という一番上のランクの陸上競技場があります。第1種の場合には第3種公認のサブトラックも必要なので規模が桁違い。ここでは陸上競技会の県大会が頻繁に開催されています。つくば市内でも実力のある子は、この笠松に毎月のように通っています。笠松は常磐線の東海駅から 3km 程度と何とか歩ける距離です。
つくば市のスポーツ施設
つくば市は、筑波、豊里、大穂、桜、矢田部、茎崎が合併して出来た街なので、各町村が運営していた体育館や野球場はかなり豊富にあります。80年代に建設されたものなので、40年になろうとしていて補修の必要なものが増えています。また合併してから建設されたカピオやウェルネスパーク、茎崎ふれあいプラザなどもあります。テニスコートなども豊富にあり、つくばは、もともとスポーツの街です。
(参考)つくば市のスポーツ施設
そのつくば市に、なぜか足りないのが陸上競技場です。合併した6町村のどこも整備していなかったのです。
つくば市には公認の陸上競技場があります
筑波大学の陸上競技場は公認第3種です。筑波大学陸上競技会 Tsukuba Athletic Games が開かれており、学外の個人が参加できる会が4回あります(ただし中学生以上)。実施要項は以下の通りです。