つくば運動公園計画-住民投票に行こう

8月2日は、つくば市総合運動公園の基本計画の賛否を問う住民投票です。

つくば市総合運動公園-住民投票が80%反対となった後始末

ファシリティマネジメント

ビジョンを作るためには、まず、現状の把握から。国の政策課題にもなっているので補助も得やすい。 小中学校と公民館などの施設の共用化についても先行研究があり、これを活かした「つくばならでは」のスマートな解決策を全国に示そう。

http://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/15746.pdf

国体の体操・新体操会場は返上しよう

つくば市内での開催は困難です

  1. つくば市内への新設は無理 --- 基本設計3か月、実施設計9か月、建設18か月(かなり少なめ、民間でやったとしてこの程度?)としても単純に30か月必要です。立地から考えなきゃいけない現状では、ほぼ無理。建設費用も50億円オーバーは必至だし、建築費高騰で入札不調のリスクも深刻。
  2. つくば市内での大改修も無理 ---  新設に比べれば可能性はある。比較的大きめのカピオ 1,300㎡に加えて、(大改修した)洞峰公園の2会場での分散開催が一つのアイディア?ただ県や体操協会は受け入れないかも知れない。カピオはパワーリフティング(公開競技)が割り当てられている。市長がレイムダックつくば市では、この難しい綱渡りが必要な案を実行するのは無理。
  3. つくば市が返上 --- 例えば 神栖中央公園防災アリーナは、サブアリーナも持つ 2,400㎡の巨大アリーナで、国体の開催予定もありません。開催地を譲った方が良い。

 

www.nikoukei.co.jp

陸上競技場の建設

市民スポーツのための体育館(30億円ぐらい、維持費もかかります)が6個もあるのなら、バランス上は陸上競技場(10億円ぐらい、維持費はあんまりかからない)があっても良いのでは。練習用なのでスタンドとかは不要です。みんなで考えてみましょう。

老朽化した体育館の改修

建て替えをどうするかも、同時に考えましょう。特に筑波町の小中学校の統合問題とも合わせて、地域のスポーツ施設の整備に関するビジョンを作る必要あり。

 

(参考)

土地の活用

2013年にURから66億円で購入した45ヘクタールの土地の有効活用。つくば市土地開発公社の利子負担もあります。民間への譲渡、定期借地権の設定、国庫補助が見込める防災拠点への活用など、幅広い視点から有効活用を考える必要あり。

合併特例債

62億円ほど使い残しがあるそうなので、教育関係や防災関連、公共交通関連で活用方法の模索